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2007.07.07 Sat

今日は七夕ですね。
雨はあがっているようですので
よかったよかった。織姫と彦星も無事に出会えたでしょうか。
小野と千影もいちゃいちゃしているだろうか・・・・・
実はワタクシ、今わけあって某所にきていまして・・・
結局、家に帰れず、この同人が手元にないんでございますが・・・
覚えてる限りでしたためてみます〜
さすがに「悪魔のような男」や「僕の大切なひと」などと
間違うようなことはないと思いますが、
どこかなんか間違っていたらすみません。
もうちょっと早い時間に記事をUPする予定でしたが、
外出先で(シロ母も見ている)「オーラの泉」と
ヒガシが出る必殺仕事人をやってたため、
思わずTVを見てしまって・・・・・
えーと、そうそう。しつこく同じ画像UPですいません。
これはご存知小野裕介なのであります。
ほんとはかたわらにみんなの人気者☆小早川千影が
いるんですけど、かねてからこの表紙を見るにつけ
小野のUPだけのほうがオトコマエに写るのになあ、と思っていたので
こうしました。魔性擁護派の相沢。
スマソ・・・・・
ほんとの表紙はこれ。
でもなんかこの表紙だと華奢に見えるんですよねえ
ふたりとも。どうですかね?

「七夕の夜」(奥付:2005年8月14日)
あらすじはこんな感じ。
商店街の夏祭りに参加するアンティークは従業員全員
浴衣姿でお客様をお出迎えすることに。
そして、でこちゃんも橘に浴衣を着付けてもらって登場。
アンティーク従業員一人一人に器用に浴衣を着付ける橘。
小野の浴衣を着付けながら、橘は「お前がつきあっている男は
千影か?」とたずねる。小野は彼に嘘はつけなかった。
「心配だっただけだ・・痴話げんかさえしなければどうぞご勝手に」
とふたりを容認する橘。
ところが小野は橘との何気ない言葉のやりとりで高校時代の橘への思いが再燃してしまい・・・
以上あらすじ終わり。
んー、西洋3巻ではファミレスで ジャンバティスト・エヴァンの
引き抜き事件があったとき、
「俺がお前と寝るっていったらあの店にいてくれる?」
とまで言ってのけた橘。
それに対して
「ふははは、はじめから辞める気なんてなかったよ
ていうか、いま橘とはそんなには寝たくないし」
などとほざいていた小野ですが・・
同一人物なんでしょうか果たして・・・・!!!!!
この「七夕の夜」を読むと、忘れかけてたある言葉を思い出します。
「片思い」って言葉。
最近リアルの世界でもマンガの世界でも
あんまり見かけなくなった気がします。
片思いって何でしょ?
自分のことを好きでない人間のことを好きになりますか?
高校生や中学生など学生ならまだしも・・
自分の話で恐縮ですが
私も学生のときは、片思い・・・たしかにしてた。
していたけど、さすがにいい大人になると、
自分に関心のない男には何も感じなくなりました。
でもゲイの世界には「片思い」あるのでしょう、
それもかなり多い頻度で。
ノンケの男へのゲイの片思い。
だから片思いとか忍ぶ恋ってものにあまり抵抗がないのかな・・・・
しかし、そんな私のウダウダの片思い撲滅論も
次のシーンを読むと、すっとんでしまうのですな。
みんなに浴衣を着せ終わり、いよいよ橘は
「用意できたか?」といいながら、浴衣を着て出てくる。
そしてあのセリフですよ。
私もブログカテゴリーにしているくらい
心をつき動かされた・・名セリフ。
「んだよ小野 見惚れるほど いい男か?」
好きだ この色男ぶりにこのセリフ。
そうなんですよ。
このシーンをじーっくり読むと
自分に小野が憑依してくる(笑)。
小野に対する橘の態度は「キッツイなあ」と思いながらも
オスとしての橘を好きなワタシがいるんですよね。
この橘圭一郎に対する自分の複雑な思いというのは、
あまりほかのマンガでは味わったことがないんですよ。
橘をすきなんだか嫌いなんだか、
ブログははじめてそれなりに日もたちましたが
今もってよく、わからず。
私が西洋骨董のとりこになっている理由は
そんなところにもありますね。
それからこの「七夕の夜」には でこちゃんと千影の
かわいい会話が出てきます。
「でことけーちゃんが結婚するとすっごくいいことがあるんだよって
お母さん(桜子さんです)が言ってた。あのね、でことけーちゃんが結婚したら ちーちゃんはけーちゃんのお父さんになれるんだよ」
「若のお父さんかあ・・・」
このあとのト書きが秀逸。
〜ぞっとするようなことを楽しげに話す父娘であった〜
「七夕の夜」はそれからのアンティーク2 に再録されて
います。(通販も可能)千影ファンにはショックな展開ですが読みごたえありますので ぜひ ぜひ!
2007.05.20 Sun

登場人物にとっても、ファンにとっても、「とりあえずクールダウン」の一冊。
ここで、小野×橘のもろもろ複雑な思いの交差については、ちょっとお休み・・今回は小野が幸せを知り始めているこのホンワカ感を彼とともに味わいましょ・・というようなスタンスのこの作品。
私みたいに「小野過激派」(小野にかなり傾むきすぎの意)で橘けーちゃんにやや複雑な思いを抱くという変わった読み方をしている読者だって多少なりともいらっしゃると思うがその方たちもきっとほっとしているだろう。
あ、あの私は橘を嫌いではないのだ。女性への想像力のなさ、小野への距離のとり方の不器用っぷり(気のない相手になんでもかんでも優しくすればいいというもんでもないのだ)、それはちょっと・・も、すこしなんとかならんかなとは思うが・・・もともと橘のことはオスとして大好きな男なので、男性ファッション誌を読んで、名前の知らない男性モデルと女性モデルのブレンダとグラビアなどが載ってると、「お、これはけーちゃんと成長したでこちゃんぽいぞ」と即座に妄想したりしてるくらいです。
セックスばかりしていた小野と千影であり、わーずいぶんお盛んですんごいなーとぽわーんと毎回ページを眺めていたのですが ようやくセックスのほうもクールダウンなカンジ。
あれだけ男性遍歴があるのにいちゃいちゃしててもそれだけでいいっていう関係すら知らなかったのかと私は驚いた。小野ちゃんそんなにウブだったのかと。ええ、どこが魔性様なのだ。ただのかわいいウブな一人の男ではないか。そんなかわいらしい小野のそばに・めっぽういい男でゲイ・アイデンティティまで確立させられ強烈な思い出を残した初恋でありノンケの橘と 橘を好きという気持ちを思い出させた純粋ところてんの天使千影、いやーこの二人と毎日やっていくなんぞ、われわれだってある意味彼らとの生活は上級編と思われる。彼ら二人とのこの立ち回りは到底未熟な小野には結構きついぞと思う。
それにしても小野も千影も毎晩いつもヤっててよく仕事行けるなあと感心していたが・・・やはりおっきなワンコのお相手には小野もシンドかったのか。
でも小野ったら昔の同棲相手のヤッちゃんとはそれほど毎晩情熱的にお盛んだったとも思えない(←かってな想像)千影を抗えないとはやっぱり彼らは特別なんでしょう。
しかしだ。やはりだ。小野が本当の意味で千影と幸せになるためには、ささやかな幸せの積み重ねだけではだめで、まずは小野自身が橘への想いをクリア(橘への思慕を消すという意味ではない)にしないと、千影との関係も微妙なものになっていくだろう。小野も本当の意味での千影との安らぎを得られないだろうと思う。
しかし毎日毎日好きな男と会ってたらわけわからなくもなるんじゃないかなと思ったりもする。
小野よ、アンティークを離れ、一度、旅にでてみるとか フランス行ってみるとか、少しリセットしたらどうだろうか。
でないとなかなか橘けーちゃんへの思いはなくならないぞ。彼、罪深いくらいアンタにはいい男だし。そうでないと結局いつまでも橘をひきずってしまうと思う。千影には気の毒だが千影のほうがよっぽど小野よりオトナだから・・彼には・・つらいだろうが・・きっと待っていてくれるだろう。
小野と千影のベルルッチお買い物の過去記事は コチラ
小野と千影は一時的に別れる?説の過去記事は コチラ
↑この記事のときはぜんぜん違う妄想がありました。
実はキルヒアイス千影のほうが去っていくのかと思ってましたが
最近は小野がオトナになるために去っていくとかそんな展開もあるのではとまた得意妄想です。ファンのかたすいません。根拠なくて。
しかしそれだとエイジは一人で厨房大丈夫だろうか。美しいギャルソンの痛手は少ないかもしれないがパティシエ(大)の痛手はやはり・・・それは気になるな。
※実は私が今後の西洋展開でもっとも危惧しているのが「誰かさん」がキルヒアイスやアンドレのようになっちゃうこと。
ベルばらや銀河英雄伝説を知らないヒトは知らないままでもいーです。
そんなことになったら小野のダメージは今度こそはかりしれない。
あの、ほんとそれだけはやめてくれと手を合わせ祈る日々であります。
ベルルッチの靴の結びかたの過去記事は コチラ
2007.05.18 Fri
橘みたいなタイプがもし私のそばに実在していたとしたら。
もしも私だったら、なるべく遠くで見ているだけにしとこう・・
というスタンスをとると思います。
彼って 無意識のうちに(いいときも悪いときもある)
相手の心を揺さぶるタイプではないか。(個人的意見ですけど)
そして、わりと人に影響を与えやすいタイプ
なのではないかなーと思いました。
私が今まで接してきたひとたちの中にも
彼みたいなそんな人物がいました。
多分彼に恋をしたとしたら きっと心穏やかでいられそうにない
タイプの人が。
「心揺さぶる」っていうのがもう 相変わらず私の言葉足らずで・・
ああ、いろいろ言葉ってありますけど どれも100%満たしていないですね。日本語不自由ですみません。うう。
さて、おさぼり中(いけませんね)の私は これから 会社に戻ってお仕事します。
もしも私だったら、なるべく遠くで見ているだけにしとこう・・
というスタンスをとると思います。
彼って 無意識のうちに(いいときも悪いときもある)
相手の心を揺さぶるタイプではないか。(個人的意見ですけど)
そして、わりと人に影響を与えやすいタイプ
なのではないかなーと思いました。
私が今まで接してきたひとたちの中にも
彼みたいなそんな人物がいました。
多分彼に恋をしたとしたら きっと心穏やかでいられそうにない
タイプの人が。
「心揺さぶる」っていうのがもう 相変わらず私の言葉足らずで・・
ああ、いろいろ言葉ってありますけど どれも100%満たしていないですね。日本語不自由ですみません。うう。
さて、おさぼり中(いけませんね)の私は これから 会社に戻ってお仕事します。
2007.05.18 Fri
小野が不人気なのは、千影のことを好きでもないのに彼とつきあっているから、らしい・・・?
というのは千影は「好きという気持ちを思い出させた人」にすぎなくて、ホントに好きなのは橘で。という図式。
「七夕の夜」のこの小野のモノローグはよしながさん結構きっちりきっちり書いている。きっと冒頭のようなことを伝えたいんだろう。
「そしてかくも・・・」でもまたもダメ押し。
ほんとは僕は君のことを利用しているだけなんだ、さびしくて慰めてもらってるだけなんだ。
かわいいエイジだって「先生って人を好きになったことあるのかな」と橘にたずねている。(ここほんとエイジかわいいね)
あのでも私の意見はちょっと違う。あいまいで賞味期限もあって定義いまひとつはっきりしない「好き」っていう気持ちよりも、「好きという気持ちを思い出させた人」っほうが、その人のなかへの入り込み度合いが深い気がしますけどね。気づいてないのかな小野よ。
んで、さらに「好きな人」と「好きという気持ちを思い出させた人」の間でぐんぐん自己嫌悪している小野はしょうもないヤツだなあと思うけど、むしろ私としてはそんな彼がいとおしいですけどねー。
あの・・ひねくれてるといわれようと、そう思ってしまう私なんです。
小野よ、この私の意見はもう少しまわりをみてじっくりと考えればなんとなくわかりはじめるよ、って 彼にいってあげたいんですけどね。
「ちゃんとしてりゃけっこうかっこいいのによ」
橘のこの言葉に小野ったらけっこう縛られちゃってるのかな・・
ここもよしながさんかなり気合をいれてモノローグを書いてますな。
小野もきっと高校生のときの心の琴線に触れた橘の言葉にしばられちゃってるだけなんだろうか?やはりまだよくわからないなあ。人の気持ちってば、なんか難しい。
というのは千影は「好きという気持ちを思い出させた人」にすぎなくて、ホントに好きなのは橘で。という図式。
「七夕の夜」のこの小野のモノローグはよしながさん結構きっちりきっちり書いている。きっと冒頭のようなことを伝えたいんだろう。
「そしてかくも・・・」でもまたもダメ押し。
ほんとは僕は君のことを利用しているだけなんだ、さびしくて慰めてもらってるだけなんだ。
かわいいエイジだって「先生って人を好きになったことあるのかな」と橘にたずねている。(ここほんとエイジかわいいね)
あのでも私の意見はちょっと違う。あいまいで賞味期限もあって定義いまひとつはっきりしない「好き」っていう気持ちよりも、「好きという気持ちを思い出させた人」っほうが、その人のなかへの入り込み度合いが深い気がしますけどね。気づいてないのかな小野よ。
んで、さらに「好きな人」と「好きという気持ちを思い出させた人」の間でぐんぐん自己嫌悪している小野はしょうもないヤツだなあと思うけど、むしろ私としてはそんな彼がいとおしいですけどねー。
あの・・ひねくれてるといわれようと、そう思ってしまう私なんです。
小野よ、この私の意見はもう少しまわりをみてじっくりと考えればなんとなくわかりはじめるよ、って 彼にいってあげたいんですけどね。
「ちゃんとしてりゃけっこうかっこいいのによ」
橘のこの言葉に小野ったらけっこう縛られちゃってるのかな・・
ここもよしながさんかなり気合をいれてモノローグを書いてますな。
小野もきっと高校生のときの心の琴線に触れた橘の言葉にしばられちゃってるだけなんだろうか?やはりまだよくわからないなあ。人の気持ちってば、なんか難しい。
2007.05.16 Wed
「母というものは 要するに 一人の不完全な 女の事なんだ」
あの名作「愛すべき娘たち」の最終章にはこんなモノローグがある。この言葉を読んで、私がまず頭に浮かべたのは
よしなが作品の中でも あの困ったちゃん。
「彼」にあてはめて次のようなセンテンスが浮かんでしまったのだ。ジャスト言葉の意味ではないけれども、うまい具合に語呂が合っちゃったなあ。と思っただけ。
「小野というキャラは 要するに 一人の不完全な 男のことなんだ」
はあ、やっぱ私、「西洋骨董洋菓子店」がスキなんだなあと思ってしまった。
ほんじゃま、中でも愛すべき小野裕介よ、きっと貴方は人気者に違いないと、彼の人気を勝手にいろいろ調べてみたのだが。。・・うーん、かつての魔性様は、ここんとこ人気がないみたいでがっくし・・・。
人気ダントツは天使の千影、それに、ボンボン橘がみんなスキなんだね。ちいちゃんの人気といったら再版ギャルソンエプロンのちいちゃん版がさっさと売り切れているというのだからその人気度は押して知るべし。
橘、まずちょっと彼について考えてみたい。
子供のときのトラウマのせいか、彼の意識はいつも「自分」に向かっていて、他者に対する接し方が非常にドライだと思う。
冒頭の小野へのエピソードにあるように彼はなかなか残酷なことも平気で言う。小野よ、あんたはほんとに気の毒だった。間が悪かった。
でも財閥一族の金持ちボンボンで、ルックスもそこそこ、セックスはなかなか。手先は器用で語学に堪能、生まれ持ったお品のよさで彼は露骨に嫌われることはない。
何もかももっていそうな彼の望みは平凡な結婚と幸せな家庭。
ふーん、結婚して普通の幸せを手にいれたがっているようだが、ちょっと鼻につくような・・・
どうも彼は実は幸せな結婚のカタチに執着があるだけで女性そのものには執着がないだけのような気がする。ダンサーの勉強をしたいからスペインに行くという恋人に対しても 行くなとは言わない。待っているとも言わない、むしろ、「俺だってスペインにいったらフラメンコでもスペイン語でもできるようになっちゃうんじゃないか」と、相手のことはぜんぜん考えてない。このヒトったらすでにもう意識が自分に向かっていっちゃってる。
ということで結局、橘は、愛とか恋とかよくわからんので、幼いときからずっとそばにいた、自らの「キルヒアイス千影」の血を分けた娘 楓子の思いに「根負け」というよりは 「彼女ならば」「安心」して、いっしょに歩いていけるんじゃないか、なんていう確信みたいなものを感じてくっついてしまうんだろうというのが私の予想なのだ。
橘は子供のときのトラウマが今もかなり邪魔をしていて愛とか恋とか女性に対する感覚に麻痺している。ほんと女性の気持ちがよくわかっていないんだもの。
橘の元を去った女性たちは あたかも、女性自らかってに思い込みをしたり自らを卑下して身を引いているように描かれているが、きっと橘が相当無神経で鈍感な振る舞いをしてたんだろうな。
村松恵さんのときだって、何だありゃ、あんた仕事で失敗した女性に指輪差し出してプロポーズなんかするかね?頭がいいはずの彼なのに、女性に対する想像力が欠如していてスットコドッコイなことしてる。
でこちゃんの一途な思いに彼は根負けするだろうというよりは、彼が、「彼女なら俺を受け入れてくれるかもしれない」と確信をもてたときに彼らはむすばれるのだろうと思う。彼の奥深くに眠るなんだかんだをめざめさせてくれるとか、彼を変えてくれるとか、そんなたいそうなことは期待できないだろう。でこちゃんだってあんまり頭がよろしくないようだし・・・千影の義理の息子になることで橘は愛というものに整合性をつけ、奥深くの何か(何かはわからんが)がやっと満たされるのだろう。
というわけで、橘という男はカッコイイが自分に意識が向き過ぎてるようで、ちょっと・・・と、私は実は少し遠くで橘という男を見ているんである。
それからエイジ。エイジは登場人物たちのなかで一番安定していて、一番オトナに見える。最初この作品を読んだ時、私の中の神田エイジは「次の人」っていうか、主たる位置づけの登場人物ではなかったし、食指が動かなかった。しかしだ、何度も作品を読んでみると、愛らしくてかわいくて見所のある人物であることがだんだんわかってきた。
私のブログに遊びに来てくれる目利きのファンのかたのなかにもエイジのファンだという方は結構いる。
きっと何度も作品を読み込んでいらっしゃる方で、エイジの素晴らしさに気づいている方々だと思う。
エイジは他者にはやさしくて、自らには素直、仕事に対しては一生懸命。お師匠様にはココロからの敬意を払っている。なんともかわいいではないか。
この人は今すくすくと育っている人だ。私はコンスタンスがうらやましい。紫の上を育てる光源氏のような気持ちだろう。彼は年上の女性と接して健やかに育っていくだろう。そし小野が言っているとおり、彼は小野を越えるパティシエになって、小野の元を巣立っていくんだろうと思う。
昔のブログ記事にしたためたことがあるが、エイジは結局海外で成功し、一流のパティシエとなって、きっとそのうちアンティークで働いている小野をスカウトにくるなんて展開もありえるんじゃないのかと、私の中ではかなりリアルに妄想話ができあがっている。
もし今のエイジに言い分あるとすればボクシングの賞金を孤児院に寄付しちゃうという心の美しさがほんとかあ?なんか嘘っぽいというところくらいか。
あと、BL展開をエイジに求めるファンの方には申し訳ないが・・・私の中では神田エイジはあくまでもいつまでもノンケだ。
彼がアンティークにかつてのお師匠様 小野裕介をスカウトっていうか錦を飾るって言うか、会いにくるところを見てみたい。そのとき小野はどうするのか・・・ああ、ちょっと妄想がとまらなくなってしまうのでエイジ話はこのへんで。
そして小早川千影・・ちいちゃんなのだが・・・うちのブログを尋ねてくれるかたがたには彼のファンは多い。しかし・・ううこれ書くの勇気いるがお許しを・・・あのあの彼、いざというときは頼りになるし、癒し系かもしれぬが、ちいちゃんみたいに何もできないっぷり・・あんな心が綺麗で、あんなに何もできない男なんて、ありえないっつーか、むしろ絶対疲れそう。
というのはだ、あんなキレイな外見と中身の持ち主ならば私なら、誰かにとられてしまうと思って心配で心配でしょうがないだろうな。
彼こそ博愛の天使だが、ことさら自分にちいちゃんを振り向かせるには小野みたいな強烈セックスアピールか、とことん生活力に欠けるだめだめな千影のしっかりしたフォロワーになってかなり尽くしてあげなければならない。
千影は何倍にもして返してくれるとは思うが、そもそも見返りをちいちゃんに期待しているあたりがもう我ながら打算的でほとほと自己嫌悪だ。
というわけでココロもカラダも綺麗過ぎる男にはかえってコンプレックスを感じてやすらげないのが本音。
つーことで私にはちーちゃんにはどうもいまひとつ、盛り上がる感情が湧き上がんないんである。
それにくらべ 小野裕介・・男をとっかえひっかえで刃傷沙汰までおこすほど性生活に節度のなさがクローズアップされ、代名詞は人でなし。彼は女性には嫌悪感があり昔からオトコがスキ。
小野裕介・・・とにかく彼はどうしようもない魔性様だが、でも美しいのだ。美しい男ならば許す。
「小野裕介のレシピ」どこを読んでも美麗な小野がいる。魔性様炸裂のたまらん本だ。私なんて二冊持ってるし。
小野がなぜ橘にいつまでも執着するのかなあというのは当面の私のテーマだ。実はまだよく分析できていない。過去の橘とのやりとりをずっといひきずっているからなのか、完璧なようでいて、他者に対する配慮、接し方の感覚がなんかおかしいそのヒリヒリ感を小野裕介の感性は敏感に感じ取って、彼の心にゲイがすべりこめるかもと思ったのか????なんかこのへんはよくわからないんですよね。
まあ男に対しては節操がなく困ったものだ。うん、でもいいじゃん、登場人物の中では一番はっきりしていて明確な人物だ。いいじゃないか。
そして彼はフランス仕込の一流のパティシエ。
仕事にはプライドを持って臨んでいる。
そして彼の好きなところは、他者、ちいちゃんやエイジへの「子育て」にはすばらしい才能を発揮しているところだったりする。
彼ら二人からは事実慕われているではないか。
それに彼ったら問題はあるものの、その性格描写、目の前の男性への思いなどなど、想像力が豊かだ。私が一番好きなのは、ジャン・バティストにぼろぼろに殴られ、へろへろになってても結局ジャンから自分を助けてくれたナイト千影の泣き顔になんだかムラムラしてるところである。描写は3巻に丁寧に描かれている。
魔性様降臨。おもしろくてオイシイキャラではないか。
あとはかの名シーン・・これは漫画史に残るくらいの傑作と思っているのだが、雨の中で千影を妖しい流し目でくねくねしている小野、
誰もが名場面と思っているはず。
「雨に歌えば」なのか「雨にぬれても」なのかタイトル付けはみなさんの心の中にお任せしたいが、とにかく彼とことんヘンテコじゃん、面白すぎるじゃん。
・・私って少数派なんだろうか。
40近い独身恋多きお姉さん(うそです)だったら小野みたいな嗜好思考志向もわからないではないんだが。
気にかかるのは最近まるまるっこく坊やのように描かれている彼で、昔の黒い小野を愛していたファンが離れていかないかということ。
もっとも気の毒なのが「悪魔のような男」みてられんかった。
千影に脚をおっぴろげられながら、無我夢中なカッコで「ダメダメ」といいながら、エッチしている。千影はなんとも色気たっぷりなのに小野ユースケは気の毒に、道化みたいになっちゃってる。
うう・・・あのシーン小野がかわいそうで気の毒で見てられなかったのだ。
おいおい 「猫とおじさん」の誘惑・魅惑の美麗小野はいったいどこへいったのだ・・・。
そして「橘という男」この作品のラストの小野の表情ったらなんだか何もかも悟りきったおじいさんのようで、「あんたいったいどうしたのだ」ととっても驚かされた作品ではありました。ラストではでこちゃんと抱き合っちゃうしさ。あれはでこちゃんの愛らしさを抱きしめたのではなくって、橘に恋している小野自分自身を抱きしめてもいるのだろうし、また、その向こう側にいる橘自身を抱きしめているかのようにも解釈しているんですけどねー
そう小野の描き方の話に戻りますけれども、そもそものシャープな線の小野に戻して、セクシーでときに寂しげな雰囲気をかもし出す彼をぜひとも復活させてほしい。
彼にだけは、なんつーか もっさり感が似合わない。セクシーなあしゅら男爵でいてほしい。いいのだ、別に改心しなくたって。
改心したとしたって、イモくさくなる彼を見ているのはつらい。
いや ほんとです。小野ファンはココロから祈っておりまする。美麗クールな小野が復活する日を。セックスや男に依存しないでも凛として幸せになるのはいいが、あかぬけなくなってしまうのはアウトだ。
いっそのこと小野のようなどうしようもないヤツでも魅力があるのだからしょーがないじゃないかっていうなんか新しいというか新鮮な恋愛のカタチとやらがあってもいいじゃんって。そんなのを見てみたいなって思うんですよ。
と、ここまで書いてきて気づく。
やっぱり西洋骨董洋菓子店って名作なんだなと。何がすごいのかというと、考える余地というか作品ののりしろがたっぷりあるということだ。
いや やはりよしながふみは天才なんですよ。要はそういうことですな。
なんかよしながふみさんのことを忘れて西洋キャラに没頭して書いてました。ははは。
追伸
ユースケ・オノのName入りのコックコートまたは、パティシエセットとかなんか小野ゆかりのなにかが発売されたら私絶対買いますから。よろしくお願いしますです。
長い文章ヘンテコでまとまりがありませんでしたが最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
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