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「愛すべき」西洋骨董洋菓子店 レビュー

クールダウンの作品 「そっとしておいて」

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登場人物にとっても、ファンにとっても、「とりあえずクールダウン」の一冊。

ここで、小野×橘のもろもろ複雑な思いの交差については、ちょっとお休み・・今回は小野が幸せを知り始めているこのホンワカ感を彼とともに味わいましょ・・というようなスタンスのこの作品。
私みたいに「小野過激派」(小野にかなり傾むきすぎの意)で橘けーちゃんにやや複雑な思いを抱くという変わった読み方をしている読者だって多少なりともいらっしゃると思うがその方たちもきっとほっとしているだろう。
あ、あの私は橘を嫌いではないのだ。女性への想像力のなさ、小野への距離のとり方の不器用っぷり(気のない相手になんでもかんでも優しくすればいいというもんでもないのだ)、それはちょっと・・も、すこしなんとかならんかなとは思うが・・・もともと橘のことはオスとして大好きな男なので、男性ファッション誌を読んで、名前の知らない男性モデルと女性モデルのブレンダとグラビアなどが載ってると、「お、これはけーちゃんと成長したでこちゃんぽいぞ」と即座に妄想したりしてるくらいです。

セックスばかりしていた小野と千影であり、わーずいぶんお盛んですんごいなーとぽわーんと毎回ページを眺めていたのですが ようやくセックスのほうもクールダウンなカンジ。
あれだけ男性遍歴があるのにいちゃいちゃしててもそれだけでいいっていう関係すら知らなかったのかと私は驚いた。小野ちゃんそんなにウブだったのかと。ええ、どこが魔性様なのだ。ただのかわいいウブな一人の男ではないか。そんなかわいらしい小野のそばに・めっぽういい男でゲイ・アイデンティティまで確立させられ強烈な思い出を残した初恋でありノンケの橘と 橘を好きという気持ちを思い出させた純粋ところてんの天使千影、いやーこの二人と毎日やっていくなんぞ、われわれだってある意味彼らとの生活は上級編と思われる。彼ら二人とのこの立ち回りは到底未熟な小野には結構きついぞと思う。

それにしても小野も千影も毎晩いつもヤっててよく仕事行けるなあと感心していたが・・・やはりおっきなワンコのお相手には小野もシンドかったのか。
でも小野ったら昔の同棲相手のヤッちゃんとはそれほど毎晩情熱的にお盛んだったとも思えない(←かってな想像)千影を抗えないとはやっぱり彼らは特別なんでしょう。

しかしだ。やはりだ。小野が本当の意味で千影と幸せになるためには、ささやかな幸せの積み重ねだけではだめで、まずは小野自身が橘への想いをクリア(橘への思慕を消すという意味ではない)にしないと、千影との関係も微妙なものになっていくだろう。小野も本当の意味での千影との安らぎを得られないだろうと思う。
しかし毎日毎日好きな男と会ってたらわけわからなくもなるんじゃないかなと思ったりもする。

小野よ、アンティークを離れ、一度、旅にでてみるとか フランス行ってみるとか、少しリセットしたらどうだろうか。
でないとなかなか橘けーちゃんへの思いはなくならないぞ。彼、罪深いくらいアンタにはいい男だし。そうでないと結局いつまでも橘をひきずってしまうと思う。千影には気の毒だが千影のほうがよっぽど小野よりオトナだから・・彼には・・つらいだろうが・・きっと待っていてくれるだろう。

小野と千影のベルルッチお買い物の過去記事は コチラ

小野と千影は一時的に別れる?説の過去記事は コチラ

↑この記事のときはぜんぜん違う妄想がありました。
実はキルヒアイス千影のほうが去っていくのかと思ってましたが
最近は小野がオトナになるために去っていくとかそんな展開もあるのではとまた得意妄想です。ファンのかたすいません。根拠なくて。
しかしそれだとエイジは一人で厨房大丈夫だろうか。美しいギャルソンの痛手は少ないかもしれないがパティシエ(大)の痛手はやはり・・・それは気になるな。

※実は私が今後の西洋展開でもっとも危惧しているのが「誰かさん」がキルヒアイスやアンドレのようになっちゃうこと。
ベルばらや銀河英雄伝説を知らないヒトは知らないままでもいーです。
そんなことになったら小野のダメージは今度こそはかりしれない。
あの、ほんとそれだけはやめてくれと手を合わせ祈る日々であります。

ベルルッチの靴の結びかたの過去記事は コチラ

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~ Comment ~

 

こんにちは。

大丈夫です、相沢様。
私、小野の橘への想いは、千影&小野が幸せになるための大きなひとつの試練だと捉えております(←めっちゃ強引/笑)
だって、そうでも思わないと千影×小野好きには辛い展開続きすぎてますもんっ!(`Д´) ムキー!
二人の純粋なラブストーリーが懐かしくて、どんだけ「青い鳥」を読み返していることか・・・(遠い目)

橘への想いをクリア。。。
そうですね、クリアしないことにはどうしようもないですよね。「そしてかくも~」P39の台詞でも、相沢様の仰るようにダメ押しですし。
ただ、そうゆう事ハッキリ言ってる割には、その言葉とは裏腹に千影に依存しているようにも思えるのです。P23の「こんなの千影さんじゃなかったら絶対してないよ・・・」(P21の二人の指先が触れ合うシーン大好きです♪)なんてこと言ってますし。今まで付き合っていた人とは考えられない事ですよね。「そっとしておいて」P30の台詞もそうですし。なんだかんだ言って離れられないでいるのは、ほんとに傷つけたくないからだけなのでしょうか・・・。
と、思うのは千影×小野好きー♪の贔屓目なのかもしれませんけどね(苦笑)
なので、私は以前、相沢様にお話させて頂いた時の感想とあまり変わってないのです。

で、橘なんですけど、私この方は正直言いまして苦手です。「日出処の天子」に出てくる毛子に少し似てるので・・・(こう言えば相沢様にはご理解して頂けると思ってます/苦笑)

それと「誰かさん」がキルヒやアンドレのようになるのは、ずぅえったい嫌です~!!(泣)
偶然にも「銀英」愛蔵版4巻の『気の毒にな いい人間は長生きしないよ』って台詞を読んだところなんですけど・・・(汗)
ほんと、よしながさんそれだけは勘弁して下さい~!!(土下座)


皆様すみません。 

ええと。あの。
携帯でこの記事を読めなかったかた
すいませんでした。
私、なんか変なことしてました。
今現在では携帯で記事を読むことができますので、よろしくどうぞ。

さつき様へ。 

実は今朝の猛烈通勤ラッシュの電車のなかでぼーっと考えてたんですけど・・・・

そしてかくも・の39ページのモノローグなどを読むとですよ?

どうも小野は思い込み強いというよりはこの西洋骨董の渡来暗愚婁(トライアングルと読みます。相沢造語)にうっとりし始めてるんじゃないのか オイ・・???と思うようにもなってきました。
でも池袋に着いてサンシャイン通りを歩きながら 「いやいやそれはやはり違うはずだ」とぶつぶつ言いながら歩いていました。
そしたら昨晩の私の記事がうかばれんじゃないかと自らに言い聞かせて。

さつきさまのおっしゃるとおり小野っちは千影に依存してますね~。橘に対してもう少し気持ちがはっきりすればいいのですけどね。千影と距離をおかなくては彼の本当の大切さがわからないのではないかと思うのですが。

私も「青い鳥」好きですよ~
ただあの作品は結構小野がシンドイ作品ではあるのですけど、小野がどうのというより、橘と千影の夜のお部屋のふたりの語らいのシーンが好きなんです。

「俺は仕方なくお前のことを嫁さんにしてるよ」

心底秘めた思いで好きでたまらない男が別の誰かにこの言葉を何気なく吐いたら・・・ものごっつい衝撃、ずきーんとくると思うんですよ。

それと、コマの外にいる私でさえ、なにやら別の意味でどきーんとときめく科白なのでありました。

だからこそ翌朝の小野の

「ねえ 僕が女だったら結婚してくれた?」
「それでもたまにこうして幸せな・・・」

が、もうあまりにいとおしくて胸を
うつんです。

毛人と橘 

あの書き忘れました。

えみしとたちばな 

うう、ほんとだ 激似です!

毛人に対するなんかヤなあのカンジ、あれが橘に対するなんかヤなカンジだったのでしょうか!!!!!!!!!

しかし、日出処の厩戸はあまりに自己中なので、あれはえみしもしょうがないかと思いました。ただ、思わせぶりなことすんなーというのはやはり思いますが。

 

こんばんは。

そっかぁ~。相沢様は「青い鳥」は小野がシンドイ作品と捉えておられましたか・・・。
私的には、小野は千影という人の存在にとても救われてるなぁと感じる作品だと思っているのですが・・・。

で、橘なんですけど、毛子よりは頑張ってる方だと思うのですね。うん。
小野の気持ちにこたえられないまでも何とかできる限りの事で受け入れてあげようとして頑張ってるのはわかるのですけど・・・ん~上手く言えないけど、相沢様の仰るようにやっぱり小野にとっては酷なんですよね・・・。

小野はやっぱりちぃと一緒にいる方が幸せになれると思うんだけどな・・・。

さつき様「青い鳥」 

青い鳥は小野ファンにとってはすみからすみまで複雑な作品ではないですかね。だって冒頭のよしながさんの前書きからしてすでにもう ご無体で。

「友人にしろ恋人にしろあんまりお近づきになりたくないたいタイプの小野ですが」

「それでも身内として受け入れるしかないという諦めの境地に達してしまいました」

・・・・・

うう。よしながさん冷たい・・・・

「青い鳥」はやっぱり44ページの小野じゃないですか。

「それでもたまにこうして幸せな気分になれるじゃないか」

いとおしいですよ。あのコマの小野は。

余談ですがこの青い鳥でびっくりしたのが小野のあの浮気っぽいお母さんが料理上手であったらしいこと。
あのお母さんがそんなふうには思えない。でも妹の小野永子なら料理上手そうな気もいたします。

 

相沢様、こんばんはです~。

そうですね、確かにすごく客観的な見方で仰ってましたね(苦笑)
でも、西洋の同人誌でこれだけ小野メインの話を続けられるのは、やっぱりよしながさんは小野への想い入れが強いんじゃないのかなぁーと思うのですね。

「愛すべき娘たち」もそうなのですが、一見ダメに思われてしまいがちな人を受け入れて「愛すべき」と仰ってしまえる、よしながさんの優しいお人柄が私はとても好きですよ♪

さつき様 

よしながさん だめなひとたちのお話巧いですよね。そういえば萩尾望都さんとの対談で、矢沢あいさんのNANAの話題になり、「(矢沢さん)はだめな女子を描くのが巧い」とおっしゃっていたのをこのコメントを見て思い出しました。よしながさん 人間のだめだめっぷりの描き方に非常にこだわっていらっしゃるなと思いましたね。
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